個人データ漏えいのおそれに関するお知らせとお詫び -2024年8月実施「細胞アート展 細胞診体験ワークショップ」-(2025年10月3日 公表)

個人データ漏えいのおそれに関するお知らせとお詫び -2024年8月実施「細胞アート展 細胞診体験ワークショップ」-(2025年10月3日 公表)

公益社団法人 日本臨床細胞学会 理事長の森井英一でございます。

このたび、2024年8月に実施いたしました「細胞アート展 細胞診体験ワークショップ」の申込フォームにおいて、個人情報の取扱いに不備があり、応募者様の情報が閲覧可能となっていたことが判明いたしました。

当該イベントのお申込み者のお一人から、お申込み用のGoogleフォームを開いたところ、質問編集・結果閲覧の画面(以下「編集者画面」という。)が開き、ご自身以外のお申込み全員の入力データが見られるようになっているとの通報が、同イベント事務局のメールアドレス宛にございました。調査を進めたところ、編集者画面のURL自体の誤送信や公開の痕跡はなく、応募者様ご自身のGoogleアカウントにおいて特定の操作(例えば、一度回答した応募者様が回答を再編集操作するなど)により、ご自身の回答だけでなく、応募者様全員の回答が閲覧可能になりうるという現象が確認されました。ただちにWeb上から削除し、現在はどなたからも閲覧できないようになっております。

編集者画面が開き応募者様全員分の個人データが閲覧可能である旨の通報は、令和7年9月5日に通報された方による1回限りです。また、当該イベントにお申し込みされた方から、入力データに関連する被害相談がイベント事務局へ寄せられたこともございません。

しかしながら、応募いただいた児童生徒様と保護者様に多大なご心配をおかけしましたことを、学会を代表して心より深くお詫び申し上げます。

本件を受け、委託先と協力し以下の対応と再発防止策を講じております。

  • フォーム運用方法の厳格化とイベント終了後の即時削除
  • 個人情報取り扱いフローの見直しとチェック体制の強化
  • 個人情報保護委員会への報告
  • 個人情報取扱い関係者の情報管理研修の徹底

今後はより一層の安全管理を徹底し、このような事態が再び起こらぬよう努めてまいります。

ご理解を賜りますとともに、引き続き本学会へのご支援をお願い申し上げます。

公益社団法人 日本臨床細胞学会
理事長 森井英一