2022.08.08
この度、日本臨床細胞学会(JSCC)、日本肺癌学会(JLCC)合同ワーキンググループでは「呼吸器悪性腫瘍の細胞診判定のための4分類方式」を提案し、報告を行いました。(Hiroshima K. et al. Acta Cytol. 2020;64:452-462; Yoshizawa A. at al. Acta Cytol. 2022;66(2):124-133)
今後、本4段階方式を普及していくため、教育を兼ねたReproducibility and Replicability studyを計画しました。
そこで、細胞検査士、細胞診専門医(指導医)の本研究へのご参加をお願いいたしたく公示いたします。
なお本研究は日本臨床細胞学会の倫理委員会ならびに臨床試験審査委員会で承認され、理事会で報告されております。(2022年3月12日)
以下、研究の概要になります。
皆様の積極的な参加をお願いいたします。
研究名:臨床研究 呼吸器細胞診報告様式に関する研究
目的:臨床的に有用な呼吸器細胞診の新しい報告様式による、細胞検査士や細胞診専門医間の診断の再現性を検討する。
評価項目:
•主要評価項目
•教育前後での参加者間の診断一致率の比較
•教育前後での参加者内の診断の再現性
•副次評価項目
•診断ポイントの推移
•一致しがたい症例の抽出
対象者:•日本臨床細胞学会会員かつ細胞検査士または細胞診専門医
症例数:42例
方法:すべての画像は、日本臨床細胞学会のシステムにアクセスし、参加者はシステムにアクセスし解答を記載する。URLは下方に記載している。
1回目(4週間掲示、解答)
解説画像(2週間掲示)
1〜2ヶ月あけて
2回目(4週間掲示、解答)
時期:1回目:8月下旬
2回目:11月中旬以降
参加者への報酬:なし
発表:参加者の匿名化を行い、国内、国際学会発表、論文化の予定です。
参加者応募:日本臨床細胞学会事務局
申し込み
参加者申し込みサイト(募集期間:8/8(月)正午~8/22(月)正午)
締め切りました
解答サイト
1回目:8/29(月)正午~9/26(月)正午
2回目:11/21(月)正午~12/19(月)正午
解説スライド提示 10/3(月)正午~10/17(月)正午
解答サイトURLなどは参加申込者個々にお知らせいたします。
研究責任者:国立病院機構茨城東病院胸部疾患・療育医療センター
南 優子